- YouTubeチャンネルの収益化条件は?最新が知りたい!
- 収益化に向けてどんなことをすればいいの?
- 収益化ってどのような方法があるの?
この記事ではこのような疑問を解決いたします!
まず、最初に結論を申し上げるとYouTubeの動画広告の収益化条件はチャンネル登録者数が1,000人以上と過去365日間の総再生時間が4,000時間以上です。
ただ、こちらはあくまで通常の動画における動画広告の条件となっております。
YouTubeにおける広告収入にはいくつか種類があり、その違いを理解しないままだと「実はすでに収益化条件を達成していたのに申請できていなかった!」なんてこともあるかもしれません。
この記事では、このような動画広告における収益化条件の最新情報や、ショート動画やメンバーシップについても解説いたします。
この記事を通じて、YouTube収益化とはどういう状態なのかを理解しましたら実際にチャレンジしてみましょう!
チャンネル運営に悩んでおられましたら、まずはお気軽にご状況をお聞かせくださいませ。
1. YouTube収益化の概要
1.1. YouTube収益化とは何か?
YouTubeでの収益化とは、動画をアップロードして広告収入を得ることです。
YouTubeパートナープログラムに参加することで、広告収入を得られるようになります。
このプログラムに参加するためには、視聴時間やチャンネル登録者数など、特定の基準を満たす必要があります。
これらの基準をクリアすると、広告の表示、チャンネルメンバーシップ、スーパーチャットなど、さまざまな方法で収益を得ることが可能になります。
これにより、あなたのYouTubeでの活動が、直接的な収入につながります。
1.2. YouTube収益化のメリット
YouTube収益化の魅力は多岐にわたります。
中でも好きなことをして生計を立てることができるのは最大のメリットです。
必ずしも好きではないことだとしても、自身が制作したオリジナルコンテンツを通じて収益という形で還元されるのは誰もが憧れることでしょう。
この自由度は、創造性を発揮する上で重要です。
また、YouTubeの編集作業などは個人として行う場合自宅で作業を行うことが多いため、自分のペースで仕事を進めることができ、ワークライフバランスを保ちやすくなります。
さらに、YouTubeの広範な視聴者層を利用して、自分のブランドを構築し、広告以外の収益源を開拓することも可能です。
企業にとってはブランド構築につながることは大変魅力的であることが理解できるかと思います。
2. YouTube収益化の最新条件
YouTubeでは、動画広告をはじめとしたさまざまな収益化機能を利用することができます。
主なものとしては以下の通りです。(2024年2月時点)
- 動画広告: 動画再生ページ広告とショートフィード広告から収益を得られます。
- YouTube Premiumの収益: YouTube Premiumユーザーがコンテンツを視聴した場合、その利用料金の一部を得られます
- メンバーシップ: メンバーは定期的に月額料金を支払うことで、クリエイターが提供する特典を獲得できます
- スーパーチャットやスーパーステッカー: 動画や配信者のファンが投げ銭として料金を支払って、チャット内で自分のメッセージを目立たせることができます
- スーパーサンクス: スーパーサンクスが購入されると楽しいアニメーションが表示され、動画やショート動画のコメント欄で自分のメッセージを目立たせることができます
- コース:再生リスト化した学習系コンテンツを無料または有料(広告なし)で配信できる。現在ベータ版で一部のクリエイターに提供
- ショッピング機能:自分のブランド商品をコンテンツ内に表示させるなど、YouTube上で宣伝できる(韓国・米国のみ他ブランド商品宣伝可能)
2.1. 最新の収益化条件は収益化内容によって2つに分かれています
収益化を行うための条件は収益化の内容によって異なります。
条件緩和後の情報も含めて2024年最新(2月時点)のYouTube収益化条件は以下の通りです。
- 動画広告、YouTube Premiumの収益:「チャンネル登録者数が1,000人以上」
- と「過去365日間の総再生時間が4,000時間以上または過去90日間のショート動画視聴回数が1,000万回以上」
- メンバーシップ、スーパーチャット等、ショッピング機能:「チャンネル登録者数が500人以上」と「過去90日間で公開動画が3本以上」加えて「長尺動画の過去365日間の総再生時間が3,000時間以上またはショート動画の過去90日間の視聴回数が300万回以上」
参考:https://support.google.com/youtube/answer/72857?hl=ja
最新のポイントは2つに収益化のタイミングが分かれたことにあります。
メンバーシップ、スーパーチャット、ショッピング機能といった収益化機能に限定して2023年10月に条件緩和が行われ、少ないチャンネル登録者数と再生時間で解放されるようになりました。
動画広告とYouTube Premiumの収益による収益配分は条件に変更がありませんのでご注意ください。
参考:https://support.google.com/youtube/answer/13429240?sjid=10354543382506311021-AP#expandedyppcountries
2.2. 過去と現在の収益化条件の変化
YouTubeの収益化条件は、時が進むにつれ変化し、より厳格になってきました。
参考ですが、2017年4月にYouTubeは最初に収益化基準を導入しました。
この時はクリエイターが広告収入を得るためのハードルとして合計視聴回数が1万回であることが条件でした。
その後、2018年1月に、YouTubeパートナープログラム(YPP)の参加要件はさらに厳格化されました。
この変更により、少なくとも1,000人のチャンネル登録者と4,000時間の視聴時間が必要となりました。
参考:https://youtube-creators-jp.googleblog.com/2018/01/youtube-ypp.html
これらの要件は、YouTubeがクリエイターにより質の高いコンテンツを提供し、持続可能なファンベースを構築することを奨励するために導入されたものとなります。
その後、2023年10月にメンバーシップ、スーパーチャット、ショッピング機能といった収益化機能に限定して条件緩和が行われました。
参考:https://support.google.com/youtube/answer/13429240?sjid=10354543382506311021-AP#expandedyppcountries
3. 収益化に向けた戦略
3.1. YouTubeチャンネル収益化へのコツ
YouTubeチャンネルの成長と収益化には、継続的な努力と戦略が必要です。
まず、ターゲットとなる視聴者層を特定し、彼らの興味やニーズに合わせたコンテンツを制作しましょう。
好きなことや伝えたいことはきっと多くあると思いますが、視聴者がいてくださっての収益化のため、全くのないがしろにしないよう気をつけましょう。
また、視聴者の関心を引き、エンゲージメントを高めるためには、品質を保ちながら定期的なアップロードスケジュールを作成することもポイントです。
他にもSEO対策として、適切なキーワードを用いたタイトルや説明文、サムネイルの最適化も重要です。
視聴者とのコミュニケーションを大切にし、コメントへの返信や視聴者のフィードバックを取り入れることも、チャンネル成長につながります。
適切なジャンルやニーズ選定のうえ、継続的な改善を繰り返すことが結果的に収益化への近道となります。
3.2. 収益化しやすいジャンルの分析
YouTubeで収益化しやすいジャンルは、視聴者の関心やトレンドによって変わります。
一般的に、教育、ライフスタイル、娯楽、テクノロジー、料理などのジャンルは、幅広い視聴者層に受け入れられ、発信もしやすいため人気です。
一方で人気であるがゆえに内容の被りなどが発生するため、他のチャンネルとの差別化戦略を構築することが重要となります。
また、ニッチな分野や特定の趣味に特化したチャンネルも、熱心なファンを確立しやすく、収益につながる長期的な視聴者を得ることができます。
ジャンルの選定にあたっては、自身の興味や専門知識、市場の需要を考慮しましょう。
興味だけで進めても需要が無くて伸びないという問題も発生することが多いです。
これらのように収益化への道は慣れていないクリエイターにとっては難しく、先が見えないことも多いかと思います。
弊社、日本印刷出版株式会社ではYouTubeの運用実績をもとにコンサルティングも行っておりますので、どう進めたらいいか見当がつかない初心者の方も含めてお気軽にご相談ください。
サービスの紹介はこちらです。
4. ショート動画の収益化
4.1. ショート動画の特徴と収益性
2021年7月から始まったYouTubeショート動画は、ユーザーの短い注意スパンに合わせたクイックなコンテンツ提供に適しています。
これらの動画は、通常60秒以内の短いフォーマットで、視聴者に迅速に情報やエンターテインメントを提供します。
ショート動画についても収益化を行うことができ、条件は動画広告と同じで、チャンネル登録者数が1,000人以上と過去365日間の総再生時間が4,000時間以上または過去90日間のショート動画視聴回数が1,000万回以上です。
YouTubeショートは通常の動画と比較しても大量の視聴回数とエンゲージメントを生み出す可能性を秘めています。
ショートを活用することでチャンネルの認知度を高め、他の収益化手段につながる可能性があります。
今では生成AIも普及し、かなりの動画本数がYouTube上に多くなり、サムネイル画像も早く・キレイに・他者よりも目を引くもの作らなければいけません。
弊社ではテンプレートが豊富なMiriCanvasというツールを使っています。
無料で使えますが、有料版の方がテンプレート豊富なので一度試してみてください。
ぶっちゃけ、Canvaよりもこちらの方が気に入っています。
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4.2. 効果的なショート動画コンテンツの作り方
効果的なショート動画を作るには、通常の動画以上に視聴者の注意をすぐに引きつけるクリエイティブが求められます。
動画の最初の数秒で視聴者を魅了し、ストーリーを簡潔に伝えることが重要です。
そのため冒頭にユーモア、驚き、有用な情報など、視聴者の感情に訴えかける要素を取り入れると効果的です。
同時に数秒をベースとして動画をカットし、場面転換をさせることで視聴者を飽きさせない工夫をすることも重要です。
また、トレンドや人気のハッシュタグを利用して、より広くリーチすることも有効です。
5. YouTube収益化(動画広告等)以外のマネタイズ方法
5.1. アフィリエイト
アフィリエイトはYouTubeでの収益化を補完する有効な方法です。
この製品やサービスのリンクを動画の説明欄に配置し、視聴者がそのリンクを通じて購入すると、クリエイターは販売手数料を得ることができます。
案件によっては購入が条件ではなく、説明会に参加してもらうなど様々なものがあります。
特にレビューやチュートリアルのような教育的なコンテンツで効果的です。
5.2. スポンサーシップと提携
スポンサーシップとブランド提携は、クリエイターに直接的な収益をもたらすもう一つの方法です。
ブランドは、自社製品やサービスを宣伝するために、特定のYouTubeクリエイターと提携することがあります。
クリエイターは、動画内で製品を紹介することにより、スポンサー料を受け取ります。
この方法は、クリエイターのフォロワーがブランドのターゲット市場と合致する場合に特に効果的です。
6. まとめ
この記事では、収益化の条件、有効な戦略、特定のジャンルやコンテンツの収益化方法、そしてアフィリエイトマーケティングやスポンサーシップなどの代替収益源について詳しく解説しました。
これらの情報を活用することで、クリエイターはYouTubeで成功するための第一歩を踏み出すことができます。
ただ、YouTubeで成功を収めるには、常に進化し続けるプラットフォームの動向を理解し、適応する必要があります。
視聴者との関係を深め、高品質なコンテンツを継続的に提供することが重要です。
また、新しい収益化の機会を探求し、多様なマネタイズ方法を試すことで、YouTube上でのビジネスを成長させ、収益を得ることができます。
YouTubeでの収益化は、一貫した努力と戦略によって達成されます。
目標を達成するために継続的な改善と情報収集を行っていきましょう。
弊社「日本印刷出版株式会社」では実際にYouTubeチャンネルを運用した実績を元に、YouTubeコンサルティングを含む動画配信サポートサービスを行なっております。
機材の選定から、チャンネルの伸ばし方まで一気通貫で対応させていただくことも可能です。(もちろん一部分だけのご依頼も可能です)
チャンネル運営に悩んでおられましたら、まずはお気軽にご状況をお聞かせくださいませ。