あなたはこれまで、YouTubeやTikTok、Instagramなどの動画を楽しみながらも、それが一体どんな影響を及ぼしているのか、そしてそれをどのようにビジネスや学会・大学の活動で活用できるのかを想像したことはありますか?
そうですよね。想像するのは難しいですよね! 私もYouTubeを使った集客や動画マーケティングを実践するまでは、まったく想像がつきませんでした。
これからご紹介するのは、「動画マーケティング」について、かなり情報満載の記事です。
すべて、私の実践して得た経験や知識をお話していきます。
ちょっと記事が長いので、時間が取れる方、動画マーケティングを学びたい方だけ先を読んでください。
この記事では、次のことが分かります。
- 動画マーケティングとは一体何なのか?
- 動画マーケティングがなぜ注目されているのか?
- その活用方法や市場規模
- メリットやデメリット
- 成功のポイントや具体的な戦略
そんなところまで、この記事で詳しく解説します。
目次を見て必要なところだけ読んでいただいても構いません。
ご不明点は、弊社のお問い合わせから聞いていただいてもOKです!
動画マーケティングは、私たちのライフスタイル、消費行動に大きな影響を与えています。
そして、それを理解し、上手く活用することで、ビジネスやプロモーションに多大な効果をもたらす可能性があるのです。
ですが、その一方で、間違った方法で取り組んだ場合、思わぬデメリットに直面することもあります。
そこで、この記事を読むことで、動画マーケティングの全体像を把握し、その正しい知識を得ることができます。
あなた自身の知識を深めるだけでなく、仕事や学校、趣味などのさまざまなシーンで活用できるヒントが得られるブログです。
① そもそも動画マーケティングとは?
動画マーケティングとは、言葉の通り、動画を使ってマーケティング活動を行うことを指します。 でも、この言葉だけだと意味が分からないですよね。
それでは、もう少し詳しく見ていきましょう。
「動画」はまず何を意味するのか? YouTubeの面白い動画や、TikTokで見るダンス、Instagramのストーリーなど、みんなが日常的に見ているWEBを使ってみている動画こそが、動画マーケティングの「動画」です。
では、「マーケティング」って何なの?と思うと思いますので、そこをお話します。 マーケティングとは、商品やサービスをより多くの人に知ってもらい、興味を持ってもらい、最終的には買ってもらうための戦略や活動のことです。簡単に言えば、「販売・宣伝の仕組みづくり」です。
これらを組み合わせた「動画マーケティング」は、商品やサービスを紹介・宣伝するために、動画を使う方法を指します。
たとえば、YouTubeにアップロードする商品紹介の動画や無料のセミナー動画、TikTokで日々短編動画を通じたブランドの露出などがあります。これ以外にも無数にあります。
動画マーケティングの素晴らしい点は、動画が視覚的で直感的な情報を伝えるため、人々が理解しやすく、また興味を持ちやすいということです。そして、動画は誰でもスマホ一つで手軽に楽しめるメディア。 もっと言うと、あなたのサービスや情報がスマホやPCで見れないのであれば、誰も知ることなく何年も時が経ちます。
だからこそ、あなたのサービスを簡単に届けるためには、動画マーケティングは非常に大きな影響力を持ち必須のスキルなのです。
② 動画マーケティングが注目される5つの理由
動画マーケティングがなぜ注目されるのか、その5つの理由を解説していきますね!
1. 視覚的で分かりやすい
動画は文字や静止画よりも情報を伝えやすいです。
アメリカの調査会社Forrester ResearchのJames L. McQuivey博士が2014年4月に発表した研究結果によると、「1分間の動画から伝わる情報量は、文字に換算すると180万語、Webページに換算すると約3,600ページ分になる」と言われています。
視覚的に楽しみながら理解できるため、あなたの顧客・会員はより深く関心を持つことができます。
2. インターネット&スマホの普及
インターネットとスマホが広く普及し、高速な通信速度が可能になり、どこでも手軽に動画を見ることができます。
情報が無料で早く入手できるようになり、「情報の民主化」が起き、よりいっそう動画での発信は当たり前になり、動画を使わない方が珍しいという時代になりました。
3. SNSの影響力
YouTube、Instagram、TikTokなどのSNSが普及し、日々多くの人々が動画を見て楽しんでいます。これらのプラットフォームを利用したマーケティングは大きな影響力を持つようになりました。
そして、コミュニティを広げて継続していかなければなりません。
そのコミュニティのつながりを深く継続するために動画が必須になるわけです。
4. ストーリー伝達力
動画は物語を伝えるのに適しています。
人は基本的に「感情」で行動をします。
感情を揺さぶるストーリーテリングを通じて、商品やサービスに対する共感や興味を引き出すことができます。
余談ですが、私もこのブログの最初にカリギュラ効果という「〇〇するな!」という心理テクニックを使いました。
禁止されると欲求が強くなるので、あなたはここまで読んでくださっているかもしれません笑
5. さまざまコンテンツ形式の可能性
ショートムービー・チュートリアル動画・インタビュー・セミナー・ライブ配信など、動画は多様な形式を取ることができます。
それぞれの形式が異なるターゲットや目的に対して効果的に働きます。
あなたのサービスを全く知らない人であれば、ショート動画で接触回数を増やして覚えてもらったり、無料セミナーで長く時間を共有することで、関係性を構築していきます。
これらの理由から、動画マーケティングはますます多くの企業や個人にとっても重要な戦略となっています。
時代の流れとともに変化し続けるマーケティングの世界、今後も動画が果たす役割や恩恵に肖っていきましょう!
③ 動画の戦略的活用方法5選
「よし!動画を活用しよう!」と思った方は素敵です!
ですが、ただ動画を作って投稿するだけではなく、しっかりとした戦略が必要です。
それではどのような戦略を立てれば良いのでしょうか?
というのが、このセクションです!
1. ターゲットを明確に
まず誰に向けた動画なのかを決めます。
その人たちが何に興味があるのか、どんな情報を求めているのかを理解することが重要です。
2. コンテンツの種類を考える
商品紹介、チュートリアル、インタビュー、ストーリーテリングなど、何を伝えるかによって最適なコンテンツ形式は変わります。
3. ストーリーテリング
話し方一つで動画の印象は大きく変わります。視聴者の感情に訴えかけ、視聴者が情報を記憶しやすくするためにストーリーテリングを利用します。
4. 適切なプラットフォームを選択
YouTube、TikTok、Instagramなど、どのプラットフォームで動画を共有するかは重要です。ターゲットの視聴者が一番よく使うプラットフォームを選びましょう。
すでに会員制のしくみを持っている法人・団体様はいきなり会員制の動画配信用サイトやアプリを使っても大丈夫です!
私たちはその構築も運用も行うことが可能です。
5. 分析と改善
公開後も反応を見て改善します。どの部分が反響が良かったのか、どの部分が改善の余地があるのかを分析し、次回の動画作成に生かします。
このように、動画マーケティングはただ動画を投稿するだけではなく、ターゲット設定からコンテンツ作成、プラットフォーム選択、分析・改善まで、全てが連携した戦略が必要なのです。
私たちは実際にYouTubeチャンネルを運営し約3万人のチャンネル登録者の方にご登録いただき今も増え続けています。
会員制動画サイト(月額制)も運営しており、おかげさまで安定的なビジネスや顧客データの蓄積を行えています。
④ 動画マーケティングの市場規模は?
動画マーケティングの市場って何?と思うかもしれませんが、要は動画で宣伝することにどれだけのお金が使われているかということです。 これが年々大きくなってきているんです。
有名なサイバーエージェント社が、日本での動画広告について調査した結果を見てみましょう。
2021年における動画広告に使われたお金は4,205億円で、前の年と比べて142%も増えました。これは、動画広告がどんどん成長しているのが分かります。
参照:サイバーエージェント、2021年国内動画広告の市場調査を発表
そして、この動画広告の市場はこれからもどんどん大きくなると予想されています。
2022年には5,497億円、2025年にはなんと1兆円になるかもしれないんです。
これを見てもわかるように、動画を使った宣伝はこれからもますます大事になってきますし、どの企業・団体様もこの動画マーケティングに力を入れていくべきというのは明白です。
⑤ 動画マーケティングの8つのメリット
動画マーケティングのメリットについて説明します。
1. あなたの目標に近づく
動画は、文字だけよりもたくさんの情報を短い時間で伝えられます。
ですから、ちゃんと作った動画を見せるだけで、自分たちの目指すゴールに近づくことができます。
商品の良さをストレートに伝えることができれば、人々がその商品を買うことを促すことができます。
2. 自分たちが、サービス・商品を伝えたい人たちを見つけやすい
SNSや動画投稿サイトでは、ユーザーが自分から情報を探します。
ですから、広告を出す側も、年齢や興味などに基づいて、伝えたい人たちをピンポイントで見つけることができます。
3. データが取れる
測定ツールを使えば、誰がどの動画を見て、それが何につながったかを確認できます。
また、どこで視聴を止めたかなど、細かい分析も可能です。
4. 予算を抑えられる
昔は、CM制作で数百万円・数千万円などと、動画作りは高価なものでした。
ですが、最近では、テレビのような動画作りが身近になり、リーズナブルな価格で始められるようになりました。
私たちの仲間にもTV番組を撮影していたカメラマンもおりますし、配信に特化したディレクターが活躍しています。
5. たくさんの人に広がりやすい
動画は覚えやすいし、一人一台スマホを持つ時代ですから、気軽に動画を見ることができます。
ですから、動画はたくさんの人に広がりやすいわけです。
電車に乗っていて看板見ないで、スマホしか見ないことが多いですよね?
6. 商品の魅力を強く伝えられる
文字や画像だけでは伝えきれない商品の詳細を、動画でデモンストレーションすることで、視覚的に伝えられます。
あなたもSNS投稿で、おいしそうな料理、楽しそうなイベントなどを良く目にすると思います。
7. 広範囲に配信できる
動画を投稿できる場所はたくさんあります。
YouTube、Facebook、Instagram、Twitter、自社のウェブサイトなど、1つの動画を様々なところで活用できます。
1か所しか使えなければ高価な動画ですが、多くのプラットフォームで使うことで、コスパはどんどん磨かれます。
8. あなたの資産になる
一度配信して終わりではなく、撮影動画は資産として使うことができます。
セミナー当日は参加できない人からは、アーカイブ配信を見るために費用をいただくことも可能ですし、その多数の過去動画を使ってサブスクリプションサービスも作ることができます。
これらすべてが、動画マーケティングの強力なメリットです。
これからも動画マーケティングの力を活用して、自分たちのメッセージをたくさんの人に伝えていきましょう。
⑥ 動画マーケティングの5つのデメリット
動画マーケティングはたくさんのメリットがある一方で、もちろんデメリットもあります。
1. 制作時間と社内リソース
高品質な動画を作るためには、計画立案、撮影、編集といったプロセスが必要です。
これらは時間と手間を要するため、リソースが限られている場合は難しい場合もあります。
2. 動画制作を行うスキル・ノウハウがない
動画制作は簡単と言われますが、長く見てもらう、見やすくするためには、テクニカルなスキルを必要とします。
編集ソフトウェアの使い方や映像の撮影技術など、初めての人には習得が難しいと感じるかもしれません。
3. シンプルに予算がない
動画制作は安くなってきてはいますが、それでも一定の予算が必要です。
特に専門的な動画制作会社に依頼する場合は、費用が高くなることもあります。
4. 何を動画にして良いかわからない
私たちのお客様の中には、どんな内容を動画にすれば良いか分からないという人も多いです。
ですが、会社の活動全てが動画コンテンツになり得ると考えています。
機械の動くシーンや商品ができるまでの過程、営業のプレゼンテーションから会社案内、採用情報、ブランディング、教育資料まで、全てが動画に変換可能です。
大切なことは、まず一歩を踏み出して、その効果を実感することです。
何か不明点や不安がある方は、ぜひ私たちにご相談ください。
5. 更新頻度
動画コンテンツは視覚的で魅力的ですが、視聴者が常に新しいコンテンツを求めているため、頻繁に更新することが求められます。
ここがしんどいと感じていますよね!
4年間、今でもYOUTUBE毎週4本更新を継続していますので、そのコツなどもお気軽にご相談ください。
これらの点を理解し、うまく対策を立てながら動画マーケティングに取り組むことが重要です。
解決できるまたは、そこまで気にしなくても良いデメリットも多数あるので、まずはチャレンジを!
⑦ 動画マーケティングの成功ポイント6選
1. 目的・ターゲットを明確にする
動画マーケティングの目的は、製品の売り上げ促進、ブランドの理解とファン作り、サービス認知の拡大など様々です。
この目的によって、作る動画や配信する場所が変わります。
また、目標を達成するためのKPI(目標を達成するために重要な行動指標)を設定し、制作、投稿、効果検証を繰り返すことが大切です。
2. ストーリー伝達力
ただ情報を伝えるだけではなく、視聴者が感情を持てるようなストーリーを作りましょう。
映画やドラマのように、視聴者が引き込まれる物語を作ることで、動画に対する興味や関心が高まります。
これがホントに大事です。
マンガ形式にしたり、共感できる具体例を話したり方法は様々です。
3. 動画の品質を保つ
意外と後もわしにされがちですが、画質や音質が悪いと視聴者が見るのをやめてしまいます。
そのため、クリアな画像と音声を保つことが大切です。
特に音声が非常に大事で、サーっというホワイトノイズや反響したような音声の動画はよく見かけます。
これを直すだけでクオリティが格段に上がり、お客様との接触時間が長くなります。
4. 適切な長さを保つ
動画は短すぎず長すぎない適切な長さが必要です。
視聴者の注意力を保つためにも、必要な情報を効率的に伝えることが大切です。
YouTubeだと長尺の方が露出が増えやすいので、そのあたりのアルゴリズム(YouTubeのルールみたいなもの)との兼ね合いもあります。
ですから、再生数を伸ばすことは非常に難しいのです。
実際にやったことある人や、ある程度成功体験を自分のアカウントで出している人でないと、正直わからない部分です。
5. 呼びかける
これめちゃくちゃ大事です!
CTA(コールトゥアクション)と言われるものです。
視聴者さんに呼びかけないと、ただ動画出して終わりです。
動画の最後&途中で、視聴者に何か行動を起こすよう呼びかけましょう。
例えば、商品を購入する、サイトを訪問する、動画をシェアするなど、何かアクションを促すことが大切です。
言わないことは基本的に行動しないのが、視聴者さんです。
あなたも経験ありますよね?
6. データを活用する
動画がどのように視聴されているかをチェックすることも大切です。
それによって、動画が効果的に機能しているかどうかを知ることができます。
ココができることは動画マーケティングで必須の項目です!
ここが私たちの本業です。
これらのポイントを押さえて、効果的な動画マーケティングを行っています!
⑧ 動画マーケティングの具体的な戦略
このパートでは、Googleが提案する「HHH戦略」という動画コンテンツ作りの方法をお伝えします。
これは、動画をうまく作るための3つのコンテンツ戦略です。
動画を作るときにはこの3つをどの割合で作る必要があるか、どこに属する動画なのかなどを意識して構成していくと良いです。
「HHH」は、「Hero(ヒーロー)」「Hub(ハブ)」「Help(ヘルプ)」の頭文字を取ったもので、次のようなコンテンツを指します。
・ Heroコンテンツ
Hero(ヒーロー)コンテンツとは、自分たちの会社や商品を紹介するコンテンツ戦略です。
このコンテンツは、たくさんの人に見てもらうことを目標にしたコンテンツ群です。
例えば、新しい商品の紹介や自己紹介、特別なイベントの動画などで、「潜在顧客」に認知されることを目的に作る動画コンテンツとなります。
簡単に言うと「俺を見ろ!」という感じで、あなたのビジネスを知ってもらう動画です。
・Hubコンテンツ
Hub(ハブ)コンテンツとは、見込み客に向けて作るコンテンツ戦略です。
自社のこだわりや違いを紹介し、より興味を持ってもらったり共感してもらったりことで、
購買や目標達成へと繋げるための動画コンテンツです。
良く店舗が出される動画がこちらになります。
SNSで投稿されるカフェの動画なんかを想像してもらうとわかりやすいかと思います。
Hubコンテンツは、動画を見た人が、何度も見たくなり、商品を手にしたくなるようなコンテンツを作成し、リピーターになってもらうことも目的としています。製品のレビューだけでなく、連続するストーリーや、学習コンテンツをシリーズ化した動画などもあります。
「私たちはこんな想い・こだわりを持ってます!」というあなたビジネスを伝えて、つながりを創る動画です。
・Helpコンテンツ
Help(ヘルプ)コンテンツとは、お客様が困っていることに対する答えを提供するコンテンツ戦略です。
商品の使い方の説明やよくある質問への答えなど、お客さんの助けになる情報を提供します。
今後ユーザーになりうる人たちが抱える課題に対応するコンテンツ戦略。
例えば、よくある質問に回答する動画やノウハウなどを発信します。
私はこのコンテンツ戦略を攻略することが集客や顧客との関係づくりで最強だと考えています。
これから動画を作るときには、それがヒーロー、ハブ、ヘルプのどれに当てはまるのか考え、
目的・ターゲットに合わせた動画をバランスよく適切に作ることが、あなたのビジネスを成功に導きます。
⑨ 動画マーケティングの成功事例3選
動画マーケティングは様々な日本企業で効果的に活用されています。
以下に、その成功事例を3つご紹介します。(敬称略)
1. ユニクロ
ユニクロは、商品の特徴や使い方を分かりやすく伝えるために動画を活用しています。
例えば、「AIRism」シリーズの紹介動画では、商品の快適さや機能性を視覚的に表現し、視聴者に伝えています。
また、季節のコーディネート提案動画など、ユーザーが商品を活用するアイデアを提供することで、購買意欲を引き立てています。
2. 日本航空(JAL)
JALは、「おくりもの」シリーズの動画で感動的なストーリーテリングを展開し、多くの視聴者から高評価を得ています。
これらの動画は、人々が旅を通じて得られる経験や感情を描くことで、ブランドイメージの向上と共感を生み出す効果があります。
3. 馬サポ(乗馬・馬術)
YouTubeやInstagramで乗馬のノウハウを公開し、LINEやメルマガへ登録してもらっています。
そこで、Helpコンテンツで更なる関係構築を行い、LINEやメルマガ経由で月額制のオンライン乗馬スクールの会員様にご入会いただいています。
LINEやメルマガは連絡先を獲得できれば、いつでも企業側から見込み顧客へコンタクトをとれるようにしているところに強みがあります。(ダイレクトレスポンシブマーケティングと動画の併用)
これらの企業・サービスは、動画を通じて商品の特徴を伝えたり、ブランドのストーリーを共有したりし、
より消費者とのつながりを深めることで、マーケティング戦略を成功させています。
⑩ 動画マーケティングのKPI(行動目標)&取り入れるためのステップ
動画マーケティングを始める前に、「KPI(行動目標)」を設定することが大切です。
これは、動画マーケティングの成功を測るための指標です。
また、動画マーケティングを始めるためのステップも理解しましょう。
これを分かりやすく説明します。
※ KPI(目標を達成するために重要な行動指標)
〇 知ってもらうためのKPI
1. 視聴回数・人数
動画が何人に何回見られたかを表します。
多くの人が見ている動画は、たくさんの人に興味を持ってもらっている証拠です。
2. インプレッション(表示回数)
動画広告や投稿動画が画面上に表示された回数を言います。
〇 検討いただく段階のKPI
1. 視聴時間・視聴維持率
視聴者がどれだけの時間動画を見ているかを示します。
長く見ているほど、動画が面白く、価値ある内容だと言えます。
2. 「いいね」やコメントの数
視聴者が動画に対してどのくらい反応しているかを示す指標です。
「いいね」やコメントが多いと、視聴者が動画を楽しんでいる証拠となります。
エンゲージメントと呼んだりもします。
〇 購入に関わるKPI
1. クリック数&クリック率(CTR)
動画広告や投稿動画がクリックされた回数と、クリック数/インプレッション数=クリック率。
これはめちゃくちゃめちゃくちゃ大事な指標です。
2. お問い合わせ数
動画広告や投稿動画を通じて受けた問い合わせ回数を言います。
これ以上は説明不要ですね!
3. 会員登録数
動画広告や投稿動画を通じて得た会員登録数。
4. CPA
CPAとは獲得単価のことです。
例えば商品が1つ売れたときに、かかった広告費が1000円とするとCPA=1000円となります。
5. 売上
動画広告や投稿動画を通じて得た売上。
6. ROI
ROIとは ROIはReturn On Investmentの略称であり、投資に対しての利益を指しています。
マーケティングでは広告費に対しての利益率を表す指標として扱われている用語です。
ROIが高いほど、広告からの利益が高いことになるため、効果的な広告運用が行えていることになります。
★動画マーケティングを始めるためのステップ★
1. 動画マーケティングの目標を設定する
例えば、「商品の知名度を上げたい」「新商品の販売を促進したい」など、何を達成したいのか明確にします。
2. 対象となる視聴者を定める
商品を買ってもらいたい人、または情報を知ってほしい人を決めます。
この人たちにどういう情報を提供すれば役立つのか、またその人たちが何に興味があるのかを考えることが大切です。
3. 動画の内容を考える
視聴者にとって有益かつ興味深い内容を考えます。
視聴者が動画を最後まで見て、行動に移すような内容にしましょう。
4. 動画を作成・配信する
動画を作り、YouTubeやSNS、自社メディアなどのプラットフォームで配信します。
5. 結果を分析する
先ほど挙げたKPIをもとに、動画がどの程度の効果を出したのかを評価します。
結果を元に次回の改善点を見つけ出します。
以上が、動画マーケティングのKPIと始めるためのステップです。
一歩一歩進んで、動画マーケティングの成功を目指していきましょう。
⑪ 動画マーケティングは5Gの普及でどうなるの?
5Gの世界は、動画マーケティングにとって新たなチャンスが広がる世界です。
5Gの高速な通信速度と大容量通信によって、企業はより高品質な動画をスムーズに配信することが可能になります。
これは視聴体験を向上させ、視聴者が動画を最後まで見て、メッセージを受け取る確率を高めます。
結果として、動画を通じて製品やサービスへの関心を引き出し、売上げアップにつながる可能性があります。
また、5Gの速さは、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)などの先端技術を活用した新たな動画マーケティングの形を可能にします。
これらの技術を用いたマーケティングは、視聴者に強烈な印象を残し、製品やブランドへの興味を引き出すことができます。
これも新たな集客のチャンスを生むとともに、ほぼ動画が絡むことが想像できると思います。
さらに、5Gはリアルタイムの情報伝達を可能にするため、消費者との接点を増やすことができるため、
リアルタイムに行えるLIVEのような動画マーケティングは、消費者とのつながりを深め、長期的な信頼関係を築くための有力な手段となるでしょう。
つまり、5Gは動画マーケティングにとって、売上アップや新たな集客の機会を提供してくれる新時代の幕開けと言えるでしょう。
この変化にうまく対応することで、あなたのビジネスも大きく成長する可能性があります。
⑫ 動画マーケティングはやるべきか?
動画マーケティングは、今やビジネスにとって大切な戦略の一つです。
ここまで話してきたので説明不要かと思いますが、 それはなぜかというと、たくさんの人々が毎日動画を見ているからです。
YouTubeやTikTokなどのプラットフォームでは、人々は学び、楽しみ、新しいアイデアを見つけるために動画を視聴しています。
特に若い世代(Z世代)は、テキストよりも動画を好む傾向にあります。
だからこそ、新しい製品やサービスを紹介したり、ブランドの価値を伝えたりするためには、動画マーケティングが非常に効果的なのです。
また、動画は情報を視覚的に伝えることができるため、商品の使い方やサービスの特徴を理解しやすくすることができます。 これにより、顧客は購買意欲を持つことがより容易になります。
さらに、動画は感情に訴える力があります。
楽しい音楽、鮮やかな色彩、魅力的なストーリーなどを通じて、視聴者の心をつかむことができます。
これにより、ブランドと消費者との強い絆を築くことが可能となります。
したがって、動画マーケティングは、ブランド認知度の向上、製品知識の強化、感情的な結びつきの創出といった、ビジネスにとって重要な目標を達成するための強力なツールと言えるでしょう。
そういった理由から、動画マーケティングはやるべきです。
以上、動画マーケティングについてお話させていただきました。
重要性はご理解いただけたかと思いますが、正直いきなりすべてやるのは大変だと思います。
少しでも、あなたが会社や学会、大学などのコミュニティ内で「動画マーケティング」の必要性を少しでも感じるのであれば、一歩踏み出してみてください。
弊社、お問い合わせより、動画マーケティングについてご相談ください!
私の武勇伝は語りませんのでご安心ください。
もちろん、必要であればお話します。
御社の成功に貢献できるご提案ができれば幸いです。
日本印刷出版は学会・大学サポートに特化した企業として約90年の歴史があります。
定期刊行物をはじめ、学会・学術のDX化にも力を入れており、学術大会のハイブリッド動画配信・E-ラーニングシステム構築運用やアンケートのデータベース化、大会用HP制作や電子書籍制作など幅広く承っております。
ご興味がございましたら、ぜひ以下のサービスページをご覧ください。
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