会社案内 会社案内
You are here: HOME > 印刷用語辞典(か行)
  か行

カーニング
(Kerning)
ワープロソフトやDTPソフトなどで、欧文組版を美しき表現する機能のひとつ。文字の組み合せに応じて、視覚的に字間が等間隔に見えるよう、一定量の詰め処理を行うこと。
改行処理

電算写植では、次の行に移す処理のことを言う。所定の字数で自動的に改行される「自動改行(復帰改行)」と、その行に空白が残っていても次の行に移る段落による「強制改行」とがある。文字(テキスト)入力時の注意として、強制改行の指示(段落マーク)を入れ忘れると改行はされない。行がいっぱいで終わっても必ず段落マークをいれなければならない。段落の指示がない場合、段落が全部つながってしまう。

楷書体
漢字の書体のひとつ。隷書から変化した書体で字形がほぼ方形になっている。真書・正書とも言う。現在使われている漢字で最も近いものは清朝体・教科書体・正楷書体などである。
改 段
段替え、とも言う。段組で見出しが来た場合、新しい段の初めから組んでいく。
改 丁
奇数ページより新規に組み始めること。
階調、階調原稿
(連続調)
グラデーション、調子とも言う。明るい所と暗い所、そしてその中間の明るさといった濃淡がある状態。写真や絵画など1枚の画像の中で濃淡があり、濃度が連続的に変化している原稿は階調原稿とよばれる。
改ページ
奇数・偶数ページにかかわりなく、次のページから新しく組み始めること。
かがり
製本の際に各折をつなぐ方式として、糸を使い、かがっていく方式がある。これを糸かがり、もしくはかがり、と言う。上製本の方式である。
角ゴシック
和文の普通のゴシック体の文字。線の太さが均一で、起筆・終筆が角張っている。丸ゴシック体に対しての呼び方である。
角 背
本製本の一様式。背に丸みを持たせずに平らに四角に仕立てる方式で、中身の耳を出さない。耳を出したものは角山(かくやま)と言う。
カゲ文字
(シャドー文字)
文字の立体感を出すために、影をつけたようにして見せる文字。書き文字や写真植字の書体にもある。一般文字でも製版時点で文字をズラす加工をして作ることができる。
囲み記事
雑誌・新聞などでページの一部に罫線などで囲んだ短文の記事。コラムとも言う。
飾り罫
装飾的な模様を持つ罫線。角付きといって四隅の飾りを工夫した飾り罫もある。
加色混合
可視光域のある青紫(B)、緑(G)、赤(R)この光の三原色の混合比によって、さまざまな色光が作り出され、それぞれ等しく混合されると白色光になることを言う。色光を重ねた場合、その混合色はもとの色よりも高くなると言うことから加色混合と呼ばれる。加法混色とも言う。これにより表現されるメディアはテレビ・パソコンなどの画面上だけである。色の三原色による混合は減色混合となり、性質を異にしている。
カスタマイズ
(Customize)
ユーザーが自分にとって使いやすいように、アプリケーションの機能やキーアサインなどのデフォルト値を変更すること
霞 罫
罫線のひとつ。
数の書式
(Nunbers)
コントロールパネル書類。通貨記号などの書式を設定する。
仮想メモリ
(Virtual memory)
搭載している物理的なRAM容量以上のメモリを使えるようにする仕組み。漢字Talk7からサポートされた。RAMに入らない分のデータを、ハードディスクに保存しておき、必要なときに呼び出して使う。RAMの内容をハードディスクに保存しておくために、ディスクへの読み書きが頻繁に発生し、処理速度がかなり遅くなるのが欠点である。
かな詰め
写植で、ひらがな・カタカナのみの字間を詰めて印字すること。
カラー印刷
通常、C(藍)、M(紅)、Y(黄)、Bk(黒)の四色を刷り重ねて、すべての色を表現する印刷方法。
カラーパンチ
(Color patch)
原稿の脇に付けて撮影したり、校正刷りの端に印刷するC・M・Y・Bkなどインキの色を示す色票。
カラーマネージメントシステム
(Color Management System)
スキャナやモニタ、カラープリンタなどの入出力機器では、同一データを扱っているにもかかわらず、色の再現が異なることがある。そのため各入出力機器のカラー特性を考慮し、入力から表示、出力までの色再現を同一にする補正(キャリブレーション)が必要となり、その管理を言う。
CALS
(Continuous Acouisition and Litecycle Support)
1985年アメリカ国防総省の軍事物資調達プロジェクトの名称。ネットワークやデータベースを高度に活用し生産性の向上を図る概念。その基本は文書などあらゆる情報の標準化であり、ネットワーク上で共通のフォーマットのデータを扱うことである。CALS文書の国際的なフォーマットのひとつであるSGML (Standerd Generalized Markup Language) はテキストデータの中にタグと呼ばれる情報を埋め込む方式を取っている。
漢字Talk 日本語用にローカライズされたMacOS。日本語フォントやインプットメソッド(かな漢字変換ソフトウエア)も付属しており、日本語版のMacintoshにはすでに組み込まれている。
完全修飾ドメイン名 DNSまたはTLDまで完全に条件付けされたホスト名
完全原稿 用字用語など整理され、組版の指定も整備されている原稿。後の加筆訂正も予定がなく、すべての原稿が揃っていて整理もされている理想的な状態の原稿また、製版入稿に際し、指定・レイアウト・版下が完全にできており、すぐに製版にかかれる状態になっいてる原稿。
感嘆符 記述記号の(!)。エクスクラメーション、あまだれ、とも言う。縦組みでは全角、横組みでは半角である。
観音開き 見開きページが左右から内側におりこまれ仏壇の扉を開くように広げると、左右一連の見開き(4ページ)になる特殊な折り方による形式。雑誌の・パンフレットに多い。この折り方を観音折りと言う。
観音折 雑紙の目次、パンフレットに見られる見開きページの特殊な折りの方式。紙を四つに平行して折るが、両側を内側に折り込む折りの方式。
外字(がいじ) 写植の場合、使用頻度が低くメーンプレートに入っていない漢字。いわゆる旧字・正字とよばれる三級・四級に属する漢字である。電算写植でも同様だが出力機に搭載されていない漢字。もしくは使用頻度が低いために外字コードで指示される文字・記号類のこと。
画素(Pixcel) ビットマップイメージを構成する最小単位。ピクセル(pixcel)とも呼ばれる。
ガンマ補正
(Gamma correction)
画像の階調の応答特性を表すときに「ガンマ(γ)」と言う数値が使われる。スキャナやカラープリンタなど、画像データの入出力機器はそれぞれ固有のガンマ値をもっている。画像を忠実に再現するためには、画像入力から最終出力までの全体のガンマが1になるようにする必要がある。入出力機のガンマ値に応じた最適のカーブに補正することをガンマ補正と言う。

TOPへ

菊 判
JIS P 0202で決められている標準原紙寸法(636×939mm)。もしくは書籍の規格外寸法(152×218mm)
記 号

文書を組むには、句読点の他にさまざまな略号・記号が必要であり、記述を代用させるために、慣例に従って作られた図形・文字・符号などがある。主な記号として記述記号・参照符記号・数字・科学・商用・生物学・気象・地理・順位記号などがある。記述記号を「約物」、それ以外を「しるし物」と大別する場合もある。

記述記号
文章・語句の意味を明確にし、文脈を正しく表現するために付けられる記号である。約物とも言う。くくり符・くぎり符・つなぎ符・省略符・表音符・抑揚符など。
基準点
写植・電算写植で印字の基準とする点。仮想ボディの中心を基準とする「センター・センター方式」と、仮想ボディの上辺中央、または左辺中央を基準とする「トップ・センター方式」とがある。レイアウト計算・字割り計算の時、重要な要素となる。
奇数起こし
改丁・別丁起こしとも言う。奇数ページより新たに組み始めること。
亀 甲
和文用くくり符(〔〕)。欧文では普通ブラケットを使う。
起動項目フォルダ
(Startup items folder)
起動時に開きたいアプリケーションやファイルを入れておく。アプリケーションの場合はエイリアスを入れるのが一般的。
起動ディスク
(Startup disk/startup device)
Macintoshを起動するときに使うディスク。フロッピーでもハードディスクでもかまわない。起動するディスクをコントロールパネル書類で、アイコンをマウスでクリックして選択することができる。
機能拡張書類
(System Extentions)
システムソフトウェアの機能を補強したり、変更したりするための特別なファイルのこと。エクステンション(Extentions)とも言う。システムフォルダ内にある「機能拡張」フォルダの中に入れて使う。
機能拡張フォルダ
(Extentions Folder)
機能拡張書類を入れておくためのフォルダ。システムフォルダの中にある。
機能拡張マネージャ
(Extentions Manager)
起動時に任意の機能拡張を外したり、いつも使う機能拡張のセットを作ったりできる機能拡張書類やコントロールパネル書類の管理ユーティリティ。EM機能拡張と併せて使う。
黄 版
プロセスインキの黄。Y版。
脚 注
書籍・雑誌の組版面の下部に組んだ注釈。フットシートとも言う。
キャッシュメモリ
(Cache memory)
CPUとメインメモリの間に高速な記憶装置をおき、メインメモリの一部データを格納/保持しておく。これをキャッシュメモリと呼ぶ。DRAMよりアクセス速度の速いSRAMを使うことが多い。
キャップ(Cap)
欧文の大文字「キャピタルcapital」を縮めた俗語である。
キャリブレーション
(Carribration)
色補正機能のこと。画像の入出力で常に問題になるのが、デバイスごとの色の違いである。例えば、スキャナ→モニタ→プリンタと言う流れで画像を出力する場合、各々のデバイスごとの色の違いを補正する必要がある。この色の違いを補正して色を統一する方法をキャリブレーションと言う。
級(Q)
写植文字の大きさの単位。1mmの1/4 (0.25mm) を1級としている。1/4を意味するquarterの頭文字をとり「Q」で表示する。IQは1歯と同じ数値単位だが,1歯は移動量を示す。#で級を示す場合もある。
共有設定
(Sharing Setup)
ファイル共有などの設定を行うためのコントロールパネル書類。AppleTalkネットワークIDの設定や、ファイル共有やプログラムリンクの設定を行う。
切り抜き 写真原稿などで人物や商品など必要な部分のみ使い、他を除去すること。製版の作業工程では集版時に絵柄に重ねたマスク版を加工して表現する。写真などを直接切り抜くわけではない。また、デジタル処理では、コンピュータの画面上で不必要な部分を除去している。
キロ連 紙の単位で1000枚を1連(R)と言い、1連あたりの1000枚1連の重量をkgで表示したものをキロ連量と言う。
金 赤 紅(マゼンタ・M)と黄(イエロー・Y)の、100%どうしのかけ合せでできる鮮やかな赤(朱色)。特色の金色の種類を示す赤金(アカキン:赤味がかった金色のこと)とはまったく別の物。
禁則処理 文字組版の約束事に禁則あり、その禁則を守るための処理を禁則処理と言う。禁則には可読性や体裁を整えるために行頭・行末には約物(句読点・カッコ類・符号・数学科学商用記号など)の一部がきてはならないと言う約束がある。また、数字・単位記号など分割してはならないものもある。これらの行頭・行末・分離禁止などの禁則を避けるための処理法で、約物類の前後を詰めて前行に追い込んだり、字間を割って次行に追い出したりして全体のバランスを考えながら調整していく。
均等揃え 写植で指定されて範囲に文字列を均等に間をあけて並べること。
均等詰め 写植で正規の字送り量よりも詰めて等間隔で送ること。例:13級12歯送りなど。
均等割り 電算写植などで禁則処理の結果、次行に文字を追い出して、余ったスペースを文字間を均等に空けることによって行長を揃えて調整すること。
行送り 写植において各行の間を開ける量。基準点の移動によって次の行に移るため、同級の行送りの計算は、行間(行の空きスペース)+文字の大きさ(級数)となり、異なった級数の行送りの計算式は、(1行目の級数÷2)+行間+(2行目の級数÷2) となる。
行 間 行と行の間のスペースを言う。歯数で表示する。
行書体 楷書体をややくずした書体。あいさつ状・名刺などに使われる。
行揃え 文字組の行頭・行末を揃えて、行長を一定にすることを言う。和文組では、行頭・行末・分離禁止などのため調整が必要となる。欧文組版では語間の空きで調整する。ジャステフィケーション。
行 長 1行の長さ。1行あたりの文字数、字詰め。普通50字を越える行長は避けたい。
行頭禁止約物 行頭につけてはいけない約物で句読点、受けの拮弧類などがある。従来、拗促音もいけないとされていたが、近年はそれを良しとしている場合もある。
行頭禁則 組版の際、行頭においてはならないとする文字・約物類がある。行頭禁則文字として拗促音・踊り字・音引きなど。約物として句読点・括弧類の受け・感嘆符・疑問符などがある。これらを処理することを行頭禁足処理と言う。
行取り 見出しの取る行数は、本文中に、見出しを入れる時、そのスペースは本文行数の整倍数が基本である。可読性と言う点から、表裏の行数・行間が一定していることが望ましい。
行末禁止約物 行末にきてはいけない約物類。括弧類の起こしなどがある。
行末禁則 行末の組版で禁則とされている形。対象として、約物の括弧類の起こしなどがある。

TOPへ



空白処理
空白処理には固定ブロックと浮動ブロックがある。各項目を参照。
クォーテーションマーク
(Quotaion marks)

記述記号のひとつでくくり符とも言う。オックスフォードルールでは(“”)を使い、シカゴルールでは(‘')を使っている。

区切り符
記述記号で語句・文章の区切りに使う。句読点・カンマ・ピリオドなどがある。和文の句読点は縦組用・横組用がある。
句読点
表記法の句点(。)と、読点(、)で、区切り符とも言う。縦組用・横組用とがある。横組ではコンマと句点(、。)、コンマとピリオド(,.)を使う場合とがある。句読点が使われるようになったのは明治の中頃からである。
口 絵
書籍の前付きに入れる別刷りの図版・写真などのページ。普通、本文と違う用紙を使い。色刷りなどして印刷効果を高める
組替え
組版が指定と違って組まれた場合や、体裁の変更、大量の追加・訂正が生じた場合、新たに組み直すこと。
組体裁
書籍・雑誌などの基本的な組方を言う。
組版(Composing) 本義は活字凸版印刷の作業を指す。活字・込め物・罫線などを組み合せて版を作る作業を指していた。活字による組版はほぼなくなった現在でも組版と言う言葉は使われている。電算・DTPとシステムは変わっても、文字を主体とした印刷物の文字などの組み方、あるいはその作業全般を指すようになってきている。
組版指定書 文字組版についての全般的要項(ルール)を明記した文書。組方(縦・横組・段数、本文の文字の大きさ、書体、字詰、行数、行送り、柱、ノンブル)などを総括的に指示する文書である。
組版ルール 組版の作業をする際の基本的な様式。出版社によって、その社独自のルールを設定する場合もある。一般的には慣習に従うか、組版作業者に一任される。電算による組版が増えるにつれて、熟練者が少なくなり、組版ルールを知らずに進める人たちが多くなり、ルールの乱れが目につくようになってきている。現在使われているルールは、オックスフォードルールを下敷きにしたものである。
クラッシュ(Crash) ハードディスクが物理的に壊れること。
繰り返し符 和文の記述記号で前接する字を反復するときに使う。漢字では(々)、平仮名では(ゝゞ)、片仮名では(ヽヾ)、語句を反復するときは「大返し」を使う。
クリック(Click) マウスのボタンを押して、すぐに離す操作。マウスのカーソルが指している部分と連動し、その位置にある機能が働く。画面上のボタンの位置にカーソルを移動し、そのままマウスでクリックすると、ボタンに割り当てられた処理を実行する。この操作を「ボタンをクリックする」と表現する。
クリップボード
(Clipboard)
コピーやカットをしたデータを一時的に記憶しておく場所。クリップボード内容は、ペースト機能で他の書類にも取り込める。データはペーストでは消えないが、一度に1つのデータしか記憶できないため、次にコピーやガット機能を使うと、前のデータは消えてしまう。また、再起動しても消える。クリップボードを表示させると、中にあるデータを見ることができる。
くるみ・くるみ表紙 表紙を中身に取り付ける製本工程の作業。また、表紙で中身をくるみ、化粧断裁で仕上げる仮製本様式のひとつを言う。
クローズ(Close) ウインドウを閉じること、またはそのコマンド名。Finderや多くのアプリケーションでは、「コマンドW」でウインドやファイルを閉じることができる。
クロス(Cloth) 本製本の表紙に使う素材。紙をベースに加工したものを紙クロス、布をベースにしたものを布クロスと言う。
クロック周波数
(Clock)
コンピュータは、水晶など安定化した基準パルス発生器が発生するクロックパルスに合せて作動している。このパルス周波数をクロック周波数と言う。コンピュータの演算スピードの目安とする。MHz(メガヘルツ)で表わし、値が大きいほど高速になるが、CPUの種類が違えば、同じクロック周波数でも演算スピードは異なる。
偶数ページ 出版物のノンブルは慣例として、横組(左開き)は左ページが、縦組(右開き)は右ページが偶数のページとなる。
グラデーション 平網、写真等の濃淡度。階調。
グレースケール
(Gray scale)
コンピュータで画像を扱うときは、点の集まりとして表現する。単純なものは白と黒の2種類の点だけで表わすが、写真のような中間調のある画像を扱うためには、各点に濃さの情報をもたせる。このように階調情報をもった画像データの表現方式を、グレースケールと呼ぶ。Macintoshでは、256階調(8bit)のグレースケール画像が表現できる。

【け】

罫下(けした)
ページの下部の断ち切り線から版面までの余白。
罫下合せ

ページ物印刷で面付合せで印刷する際、各ページの罫下と罫下を合せて配列すること。縦組・右開きの書籍に適用される。

毛ぬき合せ
写真と写真、写真の中の文字、網と網などすき間なくぴっり合せる製版での作業を言う。語源には二説あり、合せ目が髪の毛一本も入らないと言う説と、面と面が紙の毛一本分重なり、印刷された時にまったく白地の出ない状態を言う説とがある。DTPではトラッピング処理と言う。
ゲ タ
伏せ字、ゲタ文字とも言う。本来は活字組版からきた用語で指定の文字がない場合にとりあえず、同サイズの活字をひっくり返して組んだもの。下駄の歯(=)のようなものが印刷されたので「ゲタ」と呼ばれた。写真植字では三級・四級文字盤(旧字・正字)などがない場合仮に印字され、電算写植では出力機に登録されていない文字などが指定された場合、ゲタ文字となって出力される。
下 版
一般的には「校了」することである。語源は、かつて活字組版時代には、二階に活版室があり、階下に印刷室がある、と言うような仕組みで、組み上がった版を階下に「おろす」と言うところか生まれた。同義語に「おろす」、がある。校了になった版下を製版に引き継ぐ、あるいは製版した物を印刷に引き継ぐことを言う。校了となった分の製版を印刷工程にまわすこと。したがって、下版後の直し、変更は原則としてできない。
ゲ ラ
本来は活版用語で、活字組版を収納する浅い角型のケースである。校正刷りはこのまま印刷して出校したところから、校正刷りをゲラ刷りと呼ばれた。この言葉がそのまま踏襲され、現在でも校正刷りをゲラ刷り、もしくはゲラと呼ばれる。
原 稿 印刷物を作るのに必要な、全ての材料のこと。発注元から印刷所まで、数多くの人や場所を渡ることになる。
原稿校正 原稿の段階で行う校正。書き写した原稿(リライト)、すでに印刷物となっていて組み直す原稿などに対して言う。
原稿指定 組み方について具体的な指示を原稿に書き加えること。指示記号は校正記号を使う。
原稿整理 でき上がった原稿類の品質をチェックすること。文書表現のルールを決め、文体、外国語の表記や括弧の種類を統一する。一覧表を作ることが望ましい。そうすれば文字校正まで一貫した作業が出来る。
原 色 印刷などの色材では、C(藍)、M(紅)、Y(黄)。色光では、B(青紫)、G(緑)、R(赤)の三色を言う。混合することですべての色を作り出すことのできる基本的な色。色材の三原色による混合は、藍+紅で青紫、紅+黄で赤、黄+藍で緑、藍+紅+黄で黒となる。光の三原色による混合は、青紫+緑で青、緑+赤で黄、赤+青緑で紅、青紫+緑+赤で白となる。
原寸大 原寸・現寸とも言う。原稿と同じ大きさ。図版・イラストなどを仕上げの寸法で描くこと。製版では版下と同じ寸法で仕上げることなどを言う。

TOPへ

【こ】

コート紙
塗工(被)紙、コーテッド・ペーパーの一種。上質紙か中質紙をベースにして、コート剤の塗工量が10g/m前後とアート紙の半分の厚みを持つ。アート紙よりは光沢の平滑度は劣るが、仕上がりが良いので一般的な印刷用紙として最も多く使われている。
コード変換

異なった機種のコンピュータ間で、使用するコードが異なる時、コードの変換を行うこと。コードコンバート(code convert)

校 正
原稿と校正紙あるいは校正刷りとを照合し、誤りや不備をチェックし、校正紙などに訂正指示を加える作業。文字校正・レイアウト校正・版下校正・青焼き校正・色校正などの種類があり、校正の結果、訂正の指示は校正記号を使って行われる。
校正紙・校正刷り
白校正などを目的に印刷されたもの。オフセット印刷では校正機と呼ばれる専用機を使う。したがって本刷り(本機刷り)とは使用する刷版・機械・インキなどが異なるためにギャップが生ずる。校正刷りは好条件で印刷するためにすぐれた仕上がりになる。そのため校正刷りと本刷りとを一致させんがために各社それぞれ基準データを蓄積し対応している。本来は校正機で印刷することを校正刷りと言うが、この校正を目的として印刷されたそのもの自体を「校正刷り」と呼ぶようになってきている。
後 注
書籍の本文の編・章・などの段落の次に、または巻末にいれた注釈。
校 了
校正が完了したこと。また、校正紙(刷り)に記入された訂正指示の通りに、すべて訂正が終わり、印刷しても差し支えない状態になった時を言う。
国際版 一般的にレターサイズ(216×279mm)を指して言う。
小 口 厳密には本のノド(とじ目側)以外の三方の紙の切り口。とじ目の反対側を前小口と呼ぶ。前小口を単に小口と呼ぶ場合もある。
小口装飾 本の小口を保護・装飾の目的で加工することの総称。三方金・天金・色付け小口・マーブル小口などがある。
小 組 ページ物組版の一部に、別形式で組まれる表組・別本文組など。ブロック編集。
コットン紙 ラフ目で光沢のない書籍用紙。軽量でかさ高だが、弾力性に富んでいる。
固定長情報 文字情報をコンピュータで処理する場合、語数または文字数がブロック毎に一定の長さになっている情報。
ことえり 日本語入力プログラム。「言選り」から付けられた名称。インプットメソッド(IM)とも呼ばれる。機能のすべてをキーボードショートカットで呼び出せるほか、かな漢字変換だけでなく、記号入力、コード入力、部首指定による入力が選択できるなどの特徴がある。辞書を管理することえり辞書ツールといったユーティリティやことえり基本辞書、ことえり固有名詞辞書、Finder辞書。ことえり追加辞書、ことえりユーザー辞書、AppleScript辞書、Finder辞書などの辞書が付属する。
コピー&ペースト
(copy and Past)
文書や画像の一部(もしくは全部)をコピーし、別の場所に貼り付けること。
コマンド
(Command)
ユーザーがコンピュータに対して与える命令のこと。Macintoshの場合はプルダウンメニューなどに含まれている。
小見出し 本文のすぐ前に置かれる文書のこと。本文より一回大きく、太い書体が使われることが一般的。
米じるし 参照符記号のひとつ。米屋のマークに似ていることから付けられた日本だけの記号(※)。アステリスク(*)とは異なるので注意。
コロン(Colon) 欧文記述記号の一つ(:)。前の部分で述べたことを更に詳しく説明する場合や、対話文などで発言者と発言内容を区切る場合などに使われる。
コンセンサス
(Konsensus)
一般的には版の仕上がり状況の確認目的で使用、略してコンセと呼ばれる場合が多い。
コンテンツ
(Contents)
映画や音楽の作品としての中身や内容。マルチメディア時代にあってはこれをいかに充実させるか、いかに活用するかといったコンテンツビジネスが重要となる。
コンバート
(Convert)
プログラムやデータを別の形式に変換すること。表計算ソフトのデータをテキストデータに変換したり、画像データの形式を変えるようなとき、「コンバートする」と言う。データ形式を変換するソフトをコンバータと呼ぶ。
和文活字の大きさを示す単位。近代活版印刷を始めた際に使われた単位である。五号(10.5ポイント)が基準である。
合紙

板紙を二枚以上に貼り合せたもの。厚い板紙は一度に杪けないため、何枚かを貼り合せて必要な厚さにする。

合字
二字以上を組み合せて一つの文字にしたもの。和文では古文書や漢文訓読分などで使われ「杢(木と工)」「麿(麻と呂)」など。欧文では、リガーチュアと言い、2字をひとつのボディに収めた字形を指す。
号数
日本の活字のサイズの単位。五号(10.5ポイント)が基準である。大きい順から初号・二号・三号・四号・五号・六・七・八号がある。さらに「新号」と呼ばれる単位の活字がある。
互換性(Compatibility)
異なるOSで同じソフトウェアが使えることや、異なるソフトフェアで同じファイルフォーマットが扱えることを指す。 PowerMacでは、68K Macのアプリケーションを使えるので「互換性がある」と言う。逆はできないので、「上位互換」と言う。
ゴジック体
点・画の太さがほぼ等しく、うろこのない和文書体。欧文書体では一般にセリフのない肉太のサンセリフ系書体をさす。本来は通称ドイツ文字と呼ばれる書体がゴシック体である。略称として、ゴチ・ゴジ・ゴ・G などと呼ばれる。

TOPへ
 
Copyright (C) 2007 Nippon Printing & Publishing Co. Ltd. All Rights Reserved.